どれだけ忙しくとも、心は暇に

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運動未経験者ほど、すぐに効果が出やすいです

 

先月のブログで、とても忙しい夏を過ごした、と記述しました。
しかし、おそらく年内においては、これまでの人生で一番忙しくなりそうです。
忙しいアピールはできない人の典型なので、本当はアピールしたくないのですが、まだまだ私もできない人の一人だということです。
ですので自戒の念も込めて、忙しいアピールをさせていただきます。

ああ忙しい忙しい。

というわけで、みなさんこんにちは。名古屋JKフィットネスマネジャーの佐藤嘉洋です。
忙しいけど大してストレスはないので、大変だけど気持ちは楽です。

忙しいの「忙」という字は、心を亡くすという字の作りで、昨今はあまりいい意味では捉えられておりません。
しかし私は、少し違う解釈をしております。
忙しいの逆の意味は、暇でしょうか。
人間、暇だとロクなことを考えません。
つまり、心を忙しくしてしまっているのです。
忙しい方が、余計なことを考えずにいられます。
つまり、心が暇なのです。

「家族と過ごす時間もないから忙しいのは辛いのでは?」という意見もあるでしょう。
確かにそうかもしれません。
私は息子の綜亮(そうすけ)からずいぶん愛されておりまして、

「お父さんが足りない!!」

という言葉がよく出てきます。
しかしながら、一緒に過ごす時間が短いからこそ、限られた時間を有効に使うこともできると思うのです。
「100の時間がある」と思えば、「1くらいはいいか」と無駄に使ってしまうかもしれません。
しかし「10の時間しかない」と思えば「1を目いっぱい楽しもう」という精神になります。
だから私は息子にはこう返しましょう。

かかみがはら航空宇宙科学博物館にて

 

「お父さんなんて足りないくらいでいいんだ。その代わり、一緒のときはしっかり遊ぼう」

これは人生においても同じではないでしょうか。
「まだ100年も生きられる」と余裕をかますのではなく、「明日死ぬかもしれない」と危機感を持つことで、一日一日がどれだけ貴重で、希望に溢れ、奇跡的なモノかがわかるというものです。
今日、生きていることが当たり前だと感じている人は、人生をもったいなくしています。
毎日毎日、おびただしい数の人が死んでいます。
自分もいずれはその一人になります。
「自分の死」について、真剣に考えたことはありますか?
私はいつも考えています。

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岐阜での講演の前に素晴らしい夕暮れが

 

今と同じ自分への輪廻転生や生まれ変わりなど、ほぼ100%に近い確率でありません。
今、この瞬間を生きている自分を、愛してあげてください。
そして、周りにいる人も、同じくらい愛してあげてください。
そんな気持ちで毎日を生きています。
当然、私は聖人君子ではないので、ダラダラすることもあります。
ですが、そのダラダラは奇跡的なダラダラなのです。

そんな小理屈を毎日こねくり回して生きているマネジャーの私ですが、会員さまには、キックボクシングフィットネスを通じて、ストレス解消し、健康に長生きし、明るく快活な人生を過ごしていただきたいのです。
たまに私のこうした戯言にも耳を傾けていただけたら、至極幸いです。

あ、もちろん、話はほどほどに、です。
またジムでお会いしましょう。

どれだけ身体は忙しくしていても、私の心は暇です。
ご安心ください。それでは。

明るく生こまい
佐藤嘉洋

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