「佐藤嘉洋に捧げる 魂のコンサート in 春日井」に行ってきたよ | 名古屋JKF | キックボクシングフィットネスジム

「佐藤嘉洋に捧げる 魂のコンサート in 春日井」に行ってきたよ


こんにちは!

開き直って幽霊会員を決め込んでいる水野です。

 

昨日は、佐藤さんの「アリアCDクラシック企画 松本大輔 VS 佐藤嘉洋 in 文化フォーラム春日井」に、伺ってきました。

春日井市役所の近くは、通ることもあるし、伺うこともあるのですが、

こちらの文化フォーラム春日井は、初めて。

予想していたよりも、かなり立派な会場!

 

会場に入ると、ホールではコンサートが行われていて、

そのコンサートが、イベントなのかな・・と、しばらく聞いていたんですが

「あれ? これ、クラシックじゃないな」と思い、近くの警備員さんにチラシの画像を見せると

「あ、これ、あそこの会場ですよ」と、別の会場を教えてもらった次第です。

 

 

まだ、桜の花びらも残る中、クラシックを堪能しようと、潜伏してみました。

 

クラシック音楽は、曲名はわからないけれど、環境音楽としてかけることの多いジャンルです。

 

仕事に集中したい時、眠れない時、気持ちを高めたい時

そんなシーンに合わせて、なんとなく曲を選曲しているくらいで、

その曲を誰がどんな経緯で演奏しているのかは、全く理解していない感じです。

 

なんか、クラシックコンサートに顔を出すには

それなりに、クラシックの基礎を知っていなければいけない・・・

 

という価値観を、砕いたのは、ステージ上の佐藤さんでした。

 

司会進行も務められていた松本さんが 「◯◯という、曲は、こうで・・こうで・・」と、説明をし出した時

「◯◯って、なんですか?」と、ステージ上で質問する佐藤さん。

 

「あ、それ、僕もわからなかった」

と、聞きたいことをステージ上で聞いている様子に、

 

「気軽な会なんだな」というのは、すぐにわかりました(笑

 

 

とはいえ、佐藤さんが現役時代に

過酷なトレーニングの最中に、たまたま聞いたクラシック音楽に励まされていたエピソードなどを聞くと

クラシックというジャンルを楽しんだり、好きな作曲家さんの音楽をなんとなーく聞くことの敷居って

そんなに高くないんだな、と感じたイベントでした。

 

このイベントの2部は、「魂のコンサート」

クラシック好きな佐藤さんに、

アリアCDのクラシックの専門家の松本さんが放つクラシックの刺客。

アリアCD様
http://www.aria-cd.com/arianew/index.html

 

佐藤さんの魂を、一番震わせた人が、佐藤嘉洋賞を受賞するというもの。

 

 

この時に登壇した奏者は

 

「あなたの耳をノックアウト!
パーカッション 鈴木豊大さん」

https://ameblo.jp/pairfree/entry-12269183378.html
スタジオ ペアフリー様のブログより拝借

 

「幻惑・・
美しき弦の刺客 山部里恵さん」

https://ameblo.jp/pairfree/entry-12269183378.html
同じく、 スタジオ ペアフリー様のブログより拝借

 

「精神と時の部屋
サックスの新しい音世界へ 石川貴憲さん

http://www.city.nagakute.lg.jp/bunka/bunka_ie/sozo-staff/index.html
長久手町 文化の家様より 拝借

 

「昇竜音!
秘伝のピアニスト 丸尾祐嗣さん」

公式ブログより 拝借
https://ameblo.jp/yuji1205pf/

 

「ガード不可避
予測不能のカウンター! 野老真吾さん」

※検索をしても、すぐに主要な写真が出てこなかったのと、
ご本人のパフォーマンスの意向を汲んだ上で、写真は不掲載

 

の、5人のパフォーマンス。

 


みなさん、個性的でありながら、

「どうすれば、5分という短時間で、佐藤さんの魂を揺さぶれるか」を、

真剣に考えた、真剣勝負の見応えたっぷりな音楽会でした。

 

 

最初の、パーカッションの鈴木さんは、

後から聞いた話だと、ドラムの演奏が、実は会場NGだったとのこと。

 

そんな中で、叩く強さを20%〜40%くらいに減らして

「聞かせるパーカッション」を演じきったのは、最初から圧巻でした。

そして、その後の会でのトーク力とユーモアは、とてもフレンドリーで

「めちゃめちゃ素直な人なんだな」という印象でした。

 

 

続く、バイオリンの山部さん。

ピアノとの呼吸の合わせ方が素晴らしい演奏でした。

バイオリンって、自分の耳元で音がなるから、指揮者なしで他の楽器と合わせるのが、難しそうなイメージ。

 

体の動かし方や、呼吸の入れ方で、お互いに呼応しながら演奏する姿が、印象的でした。

また、普段のクラシックコンサートでは、音響機材やアンプを通じて耳にすることが多かったバイオリンの音。

今回は、より、生に近い音を聞くことができて、

バイオリンの繊細な震える音を感じることができたのも、貴重でした。

 

 

そして、サックスの石川さん。

これは、ステージ上で佐藤さんもおっしゃっていましたが、

「小さい音を聴かせる方が難しそう」というのは、聴衆も同じ感覚だったと思います。

サックスというと、ちょっと強めの音の、ロックな印象を持たれる方もいるかもしれません。

でも、石川さんのサックスは、音の入りがわからないくらい、さりげなく、響き始める。

そんな繊細で丸みのある音が、貴重な銅で作られたピンク色に光るサックスから聞こえるのが、印象的でした。

 

 

次は、ピアノの丸尾さん。

観客席から拝見した印象では、物腰の柔らかい、気弱な男性な印象を持っていたのですが

ピアノを弾き始めると、その印象は変わりました。

今回選ばれたのは、くるみ割り人形のアンダンテ・マエストーソというもの。

花のワルツではなく、もっと起伏のある演目でした。

「え? 指って、5本じゃなくて7本くらいあるの?」

というほど、繊細なのに複雑な演奏。

圧巻でした。

 

 

 

最後は、作曲家でもあり、パフォーマーでもある、野老さんの演奏。

これは、会場で見た人だけの秘密だと思うので、伏せますが、

後でその意図を聞くと、

「そんな深い意図があったんだ!

てゆうか、それ、なんでステージで言わなかったの!?

言ってたら、評価違ったのに!」

と、みんながブーイングを出すくらい、独創的で、作曲家ならではのステージでした。

 

僕が唯一、背もたれから背を離して、前屈みで見たステージでもあります。

そのくらい、引き込まれた。

 


 

ということで、

「チャレンジブログのため」という名目のもと、

ちゃっかり二次会にお邪魔をさせていただきました。

 

目の前で行われる、一流奏者さんの、生演奏。

贅沢すぎる・・・

 

「うおー、すげぇ!」

と、言いながら、

パーカッションの鈴木さんのカホンを叩きまくる佐藤さん。


 

クラシックというと、「敷居が高い」という印象を持つ人もいるかもしれません。

同じように、辞書も、「敷居が高い」という印象を持つ人もいるかもしれません。

 

そんな辞書を、独自の解釈を踏まえながら、

「辞書って、面白いよ」というメッセージを伝え続けている佐藤さん。

 

一人のクラシック愛好家としてのポジションもありながら、

辞書と同じように、クラシックの敷居も高くないことを体現するような、イベントだと感じました。

 

 

こういう会って、

集まる人が、素敵だよね。

 

そんな「人の素敵さ」を感じる会としても、

貴重な日でした。