JKFは基礎を統一しています

JKFの皆さん、こんにちは。
マネジャーの佐藤嘉洋です。

2020年からの新型コロナウイルス禍における大騒動もだいぶ慣れてきましたね。
マスクを着用してのジム利用に長らくご協力いただいたこと、大変感謝しております。
この期間にがんばった皆さんの肺活量が増えているといいのですが、前向き過ぎるでしょうか(笑)

2022年下半期あたりにはマスクを外したいですね。
「うお、スタミナついた!」と自覚できる、かも。

基礎を統一すると安全性が増す

JKFは、基礎を統一しています。
初心者優先のジムですので、経験者の方もワンツーから習っていただきます。
丁寧さと簡潔さを心がけて、一つひとつの技を教えております。
運動未経験者でも、運動神経に自信のない方でも、100%強くなれます。
強くなれば自信もつきます。

基礎を統一すると安全性が増します。
つまり、怪我の可能性も減ります。

選手育成はしていませんが、アマチュアレベルの技術はJKFでも身につけられます。
あくまで真面目に、そしてなるべく楽しく、キックボクシングを教えています。
中には、プロ顔負けのフォームの会員さんたちもいらっしゃいます。

他にもありますが、以下を念頭にキックボクシングを学ぶと、キレイなフォームになりやすいです。

・身体の構造に即して動かす
・身体の軸を意識する
・構えてから打つ

余談ですが、私は相手に怪我をさせるつもりで戦ったことはありません。
試合に勝つために戦っていただけです。

【2001.8 後楽園ホール vsノエル・ソアレス(オランダ)3RKO勝】Noel Soares is my best friends.

フィットネスに観点を置く

レベルが高くなればなるほど、技は小さくなり威力が殺されることもあります。

たとえば、伝説のムエタイ選手、ブアカーオ相手に伸び伸びとしたミドルキックを打つとキャッチされ、転ばされます。
その代わりにコンパクトなフォームで打てば、確かにキャッチされにくくなります。
が、ダメージは軽減されます。

基礎の動きはシンプルなので、相手にもわかりやすいです。
しかし相手に勝つ必要はないのですから、自身の健康のためにも、全身を使ったキレイなミドルキックを目指しましょう。

たとえばスパーでのキャッチも、コカすよりミドルなどを返して攻防を続けることを目指したいです。
※強い攻防ではない
※キャッチからの攻撃は1回まで

パンチも同様です。
プロボクサーのように細かいパンチを最初のうちから真似すると、軸をうまく使えず手打ちになります。
まずは軸を意識できるよう身体を大きく使いましょう。
ワンツーは両腕を95~98%くらい伸ばしましょう。
100%伸ばすのは、肘関節を痛める可能性があるので避けましょう。
他にも、レバーブローは脇を約45度開けて、沈み込まずに打ちましょう。
ボディアッパーは脇を締めて、沈み込まずに打ちましょう。
※ボディストレート、ボディフックは沈み込みます

いろいろな打ち方がありますが、形だけでも基礎を頭に入れておくと、スランプに陥っても復帰が早いです。
ズレている自分を自覚できるので、基礎に立ち返れば、簡単に答えが見つかることも多々あります。

それではよいお年をお過ごしください!

あっ本年もよろしくお願いいたします!

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