大泉洋、松岡茉優出演 『騙し絵の牙』

佐藤嘉洋ランキングの実行委員長としては池田エライザが気になるところだが、松岡茉優もめちゃくちゃ可愛かった。
さて、美女の話は冒頭だけにしておこう。

紙媒体の危機

2013年、講談社から『悩める男子に捧げる1001のローキック』を出版した。
そのときに今も付き合いのある優秀な編集者と出会い、出版業界のことを少し教えてもらった。
今、東京のお茶の水にあるホテルにいるだけれど、今晩はその編集者と鶯谷で焼肉を食らう。

弊社発行の『月刊ブルート通信』も、2007年に創刊し今月でvol.170にまでたどり着いた。
紙媒体が危機に瀕しているのは周知の事実だが、それでも紙媒体はなくならないと私は読んでいる。

2016年にはふと思い立ち、毎月2000部をポスティングすることに。
SNSで『#ポスティング道』という仰々しいハッシュタグまで作り、あれこれ考えながら配り歩いている。
辛いことも多いが、結果的に自分を成長させるので、面白い。

一昔前はまだ紙媒体にも勢いがあった。
もしその時期に配っていたら、多くの紙媒体の中に埋もれただろう。
しかし、ネットが紙媒体を駆逐し始めてから、ブルート通信が目に触れるチャンスは間違いなく増えたと確信している。
私にとっては、ある意味チャンスなのだ。
地道にコツコツやれる自分の習性を存分に活かし、地味だけれど日進月歩、一歩ずつ前へ進んでいる。

紙媒体の今後

劇中でも雑誌の休刊が取り沙汰されているが、それは紙媒体がメインだった頃の業務体系だからうまく行っていないだけだ。
無駄な工程を無くしたり、縮小したり、やり方を変えれば、まだ生き残っていけると私は確信している。
バン! と一つのものが台頭すると、そこが独占的な利益を上げ、それに付随した本質的には必要のない業務が増える。
他のものが、その隙をついて台頭してくると、必要以上に大きくなった組織は右往左往することになる。
常に、今のこの安定は不安定な状態にあるのだと言い聞かせるようにしている。