突然会社を退職してきた父にファイナルファンタジー14を買い与えた息子が、正体を隠してゲーム中の父とコミュニケーションを図る物語。
私の父、憲治は完全にアナログな人間なので、ゲームはもちろんネットもやらない、スマホも持たない。だから無理かもしれない。しかし、将来の私と自分の息子、綜亮となら、このコミュニケーションツールは有りかな。
身体は思い通りに動かなくても、頭はまだまだ動く。たとえ思い通りに動かなくとも、頭の鍛錬を行えばすぐにできるようになる。ゲームと縁遠いところにいる人にとっては、ゲームを理解しスムースにプレイすることを目指すだけでも自己鍛錬になる。
やれないのはやらないからで、やってみれば、少しはできる。