くだらなさも、ここまで貫くと爽快だ。
何事も中途半端ではいけないな、と感じる。
また、躊躇して恥ずかしがっていると、見ている者こちらも余計に恥ずかしくなるし、時間の無駄だったとガッカリさせてしまう。
お金をもらうからには、どんなことでも自信を持って(持っている風に)貫くべきだ、ということを勉強させてもらった。
Q太郎みたいな着ぐるみには山田孝之が演じていて、一度も顔を出すことなく終わったのも痛快だった。
「豪華キャストの無駄遣い」と冗談半分に誰かに評されたらしいが、制作陣もしてやったりなのでは?
うちのぼっちゃんは大変この映画を気に入っており、『銀魂2』を映画館に観に行きました。
途中、仲間とはなんだろう?
と考えさせられることも。
同じ釜の飯を食べた仲でも考え方の違いで別離してしまうこともある。
私にもある。
でも、できれば一緒にやっていきたいと願っている。
しかし私がトップを走る限り、常に自分の考え、思想を伝え続け、発信し続け、
「あなたの意見は聞く。しかし最終的には私の考えに従ってください」
という姿勢でいたい。
仲間といえども、組織の中では平等であることはありえない。
誰かがトップに立ち、トップに立つ者には責任が生じる。
私は最終的には自分がすべての責任を負い、最悪の最悪の事態になれば腹を切る覚悟もある。
そのような覚悟を持っていれば、わりと怖いものは少なくなる。
採血のときの注射が一番怖いくらいになる。