こんにちは。
関羽の試合があったら、そこは大阪や!?
どうもエヌオです。
10月27日に大阪で行われた総合格闘技の大会「WARDOG」を観戦してきました。
この大会に出場したワタナベ関羽マサノリ選手の応援です。
3年振りの試合だった4月の大会でライト級王座への挑戦権を懸けたトーナメントの一回戦を勝利。
7月の大会では決勝戦が行われる予定だったのですが、王者のベルト返上によりタイトルマッチに変更され、まさかのノーコンテスト。
今回はそのライト級タイトルマッチの再戦となりました。
さて、仕切り直しとなった一戦で今度こそ王者になることが出来るのか。
大阪名物
今回も前回と同じく会員さまの車に乗せていただいて大阪へ向かう。
心配性の私ですが今回はなんと渋滞予測を確認せずに出発。
4月、7月の時と同様にスムーズに高速を進み大阪府へ突入し「うん、今日も大丈夫」と思っていると、反対車線にパトランプが点灯している車が停まる異様な光景が。
すれ違いざまに様子を見てみると真っ黒焦げの大きな物体…ん?トラック!?
そしてその後に続く長い渋滞。
後々調べてみたところ、名神高速の茨木IC付近でトラックが炎上し8時45分頃から通行止めがあり、全面解除は13時15分だったそう。
X(旧Twitter)(←使ってみたかったこの表現)を見てみると通行止めの影響で一般道も大渋滞をしていた模様。
車での移動はこれがあるから怖い…やっぱり毎回オムツを用意した方がいいのかなとの想いが頭をややよぎりのハウスマヌカン。
そうこうしているうちに無事会場近くへ到着し腹ごしらえ。
今回はお好み焼き、モダン焼き!
それぞれ半分に割って合体!
今年は肉吸い、たこ焼き、金龍ラーメン、お好み焼き、モダン焼きと大阪の名物をたくさん食べる事が出来ました。
プロ野球の近鉄バファローズが好きだった私ですが近鉄の試合を大阪で見たのはただ一度きりで、その時は開場時刻に球場へ到着して試合後トンボ返りで帰宅し、大阪らしいものは何も口にしなかった思い出も忘却の彼方に消え去りそう。
明日はどっちだ
そしてすっかり顔馴染みとなった入口の人形と挨拶を交わし会場内へ。
今回は会場の舞台上に設置された席での観戦となり、今まで以上の近さプラス選手と同じ高さの目線で、打撃の展開では見ていて怖くなるほどの大迫力!
そんな位置で目が釘付け状態になり観戦していましたが、今大会もKO、一本で決着する試合が続き、いよいよメインのタイトルマッチに。
プロレスラー三沢光晴選手の入場曲でお馴染みのスパルタンXのテーマが鳴り響き、ワタナベ関羽マサノリ選手の入場!
登場すると片腕を高々と上げ颯爽と試合ケージへ向かう。
続いて対戦相手の八木敬志選手の入場。
八木選手の入場中、関羽選手はマットに寝転んだりして感触を確認したり身体をほぐす動作をして待つ。
そして両者ケージで相対しついに決着戦が始まりました。
1ラウンド
立ち上がり早々バチン!と打撃音がするも金網で死角部分になりどちらの攻撃か見えず、少し間を置いた後の打撃の攻防では関羽選手がやや不利な状態に。
金網際で組みの攻防となり、前回関羽選手がヒザ蹴りを金的に食らったシーンが脳裏をよぎりのハウスマヌカン(その2)。
八木選手はヒザ蹴りを何回か出すが、前回のような事はなく金網際での攻防が続く。
するとブレイクがかかりお互い一旦離れた状態から再開。
今度は寝技の展開となり、関羽選手は金網際で袈裟固めをされたような体勢で下になるもサイドへ回り込むような状態で凌ぐ。
2ラウンド
関羽選手が打撃を数発ヒットされるも右フックを当てる。
関羽選手がテイクダウンを取る事に成功し、寝技で上になる。
なんとか立ち上がろうとする八木選手を上から抑える攻防の最中、関羽選手がまるで「三沢のフェイスロック」をかけているかのような体勢になり、私の心は血湧き肉躍る。
しかしその後八木選手にバックを取られる場面もあり、終了間際にはパウンドを受けてしまう。
3ラウンド
スタンドの攻防で八木選手が攻撃を出すと関羽選手がカウンターを狙う。
だんだんと八木選手のパンチがヒットするようになり劣勢。
その後は金網際の攻防になるも大きな展開を作れず終了。
4ラウンド
ドクターチェックで目の具合を確認される関羽選手。
このままでは判定で不利との判断からか関羽選手はスタンド勝負。
八木選手は再三ボディへのストレートを放ち攻撃を散らす。
関羽選手は八木選手の攻撃に合わせてバックステップをしながらのカウンターを度々狙うもなかなかヒット出来ず。
そしてスタンドの攻防が続く中、八木選手の右フックがキレイにヒットし関羽選手は真後ろにダウン!
仰向けに倒れた関羽選手に八木選手はすかさず追い討ちのパウンドを続けレフェリーが試合をストップ!!
関羽選手はTKO負けとなってしまいました。
喜び金網に登りアピールする八木選手。
上体を起き上がらせるも、すぐには立たない関羽選手。
タイトルへの道は一筋縄ではいきませんでしたが、最後まで勝ちに行く姿勢を見せてもらいました。
これまで長く格闘技を見てきた中で同じ様な状況に追い込まれ、最後まで展開を変えられず敗れてしまった選手をたくさん見てきたので、どうにかして別の方法で勝負を懸ける事がいかに難しいかを感じてきました。
もちろんその様な試合でも当事者にしか分からないほんの少しこうなればイケるという感触があっての事だったり、見る人が見ればあのままの展開で勝機を探って正解だという内容だったりするとは思います。
ただ今回の関羽選手の練習してきたものを全部使って勝利をもぎ取ってやるという想いをぶつける姿は、よくやったと素直に称えたい光景でした。
こうして今年の関羽選手の復帰戦からタイトル挑戦への道は幕を閉じました。
国内外の大きな大会のスケールが大きくて壮大なストーリーは目にしやすく追いかけやすいですが、このような日本の地方の大会で身近な選手のストーリーを追いかける事が出来たのはとても良い経験となり勉強になりました。
そしてまさか自分が年に3回も大阪に行くだなんてこれまでの生活では考えられなかった事で、こんな活力をもらえて感謝です。
渡邉さん、ありがとう!お疲れ様でした!
さて、格闘技はそんな様々な大会が行われていますが、11月23日(土)には名古屋国際会議場イベントホールでキックボクシングの「Krush」という大会(佐藤マネジャーが今大会アンバサダーを務めています。)が行われますので、是非会場に足を運んでみてください。
人生に乾杯を!
レッツ、キックフィット!!