長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP 英雄編』

最初は「?」の展開もあったけれど、徐々にその「?」は消えていき、すべてが繋がっていく。主要人物それぞれのエピソードによって徐々に辻褄を合わせていくところは、さすがはコンフィデンスマンの製作陣。

このシリーズの重要人物の俳優は何名か亡くなっている。しかし物語の端々で、何度か存在が登場する。

私は自ら命を絶った者に同情は必要ないと思っている。しかし、その存在は尊重している。だから死んだとはいえ、ピカイチの実力を持った俳優たちの存在を復活させることは、縁遠い傍観者にとっては生きているのと大差ないのではないだろうか。

コンフィデンスマンは、長澤まさみ選手がおばあちゃんになっても続けていてほしいシリーズである。