車の運転中にラジオを聴いていたら、細田守監督が「音にこだわったので、ぜひ映画館で見てほしい」ということを話していた。
翌日、やるべき仕事を終わらせて映画館へ。
ちょうど音の良いバージョンだった。ラッキー。
私は鼓膜を10回以上破っていて、聴力にやや障害がある。
音と音が混ざってしまう。
だから映画館という音響設備も整った環境が好きだ。
これでヒロインの歌も聴けたものだから、泣けてしまった。
物語は仮想現実の話である。
遅かれ早かれ、訪れるとは思う。
すでに似たようなことは起こっている。
一昔前は、ネットの世界なんて無法地帯で、「誰にもわかりゃしないから」と好き放題言いたい放題だった。
しかし今では、ツイッターで暴言を吐くと逮捕される時代である。
結局、ネットの世界と言えども、現実なのである。
だから最低限の礼節は必要だし、過剰な振る舞いは身を滅ぼすことに繋がる。
自戒の念も込めて。
明るく生こまい
佐藤嘉洋