エヌオのNAINAI40日記『THE MATCH反響』

こ、んん、にち、わは。

こんにちは。

久しぶりすぎるブログ更新で発声練習から入りました。

どうもエヌオです。

初夢実現!

2019年1月に『初夢』というタイトルのこのブログで私も望んでいましたが、全格闘技ファン待望の一戦が実現しましたね!

那須川天心選手対武尊選手!

合同興行で大会名は「THE MATCH」!

舞台は東京ドームでチケットは即完売!

リングサイド最前席は300万円!

配信PPVの販売は50万件!

異例中の異例づくめで予想以上の熱狂に沸いたこの大会。

ひきこもっていて久々に人と話すと自分でもビックリするぐらい声が出ませんが、この試合は発声練習などしなくても自然に声が出てしまうぐらいの歴史的一戦でした。

ジムでの反響

歴史的一戦の後、日頃キックボクシングをフィットネスで楽しんでいるJKF会員の皆様に話を伺いました。

するとこの大会の反響の凄まじさを実感しました。

キックボクシングのジムでも、やるのは楽しいけれど普段の大会や試合の事は全く知らないという方も一定数いらっしゃいますが、今回の試合に関してはほとんどの方がご存知でした。

まだキックボクシングに触れたことが無くJKFへキックフィット体験に来た方にも聞いてみたところ、これまた認知度はかなりのものでした。


ジムではまず挨拶代わりに「見ましたか?」から会話がスタート。

今回は地上波も無く、ネットでの無料配信も無く、リアルタイム視聴するにはネットでの有料PPVのみ。

それも5000円ほどというなかなかの価格。

それでも見たという方のなんと多かった事か!

まずそれにビックリしました。


PPV購入の勝手が分からず悪戦苦闘しながら視聴した方も。

私もこれまで地上波以外でスカパーのチャンネルやPPVで新旧K-1やPRIDE、WOWOWでRINGS、UFC、ボクシングなどを楽しんできましたが、ネット配信のPPVは購入した事が無く、私のようなデジタル難民の中年にはハードルが決して低くありません。

今回の私は渡邉インストラクターに手続きや操作を頼り準備を万端に整えてもらい、視聴料は佐藤マネジャーに出していただき、周囲の多大なる協力でなんとかかんとか渡邉インストラクターと一緒に観戦する事が出来ました。(汗・・・)

でもこのコロナ禍で世間的には各ネット月額配信サービスやPPV配信に触れる機会は格段に増えていたと思います。

それはエンタメやスポーツの発展の促進にかなり影響を与え、それが今回の視聴者数に繋がった事でしょう。

総合格闘技UFCのPPVはコンスタントに数十万件を記録し、話題の大会なら100万件を超す事も珍しくありません。

人口の違いやパーティー文化があり多人数でPPVを楽しむアメリカとは条件が違いますが、これから日本でもそのぐらい根付いていくかもしれませんね。(なーんて購入方法も分からない私が。)


そしてさらに視聴行動だけでなく今回は現地の東京ドームまで観戦に行った方が結構いてこれまたビックリ!

しかも格闘技の生観戦が初めてという方もチラホラ!

愛知に住んでいる方は試合数を考えると帰りは最終の新幹線に乗れない可能性がありますが、泊りにしたり車で行ったりしていたようでこれまた決して低くないハードルだったと思います。

そしてあの辺の席で見たとか、演出の炎が熱かったり爆音がヤバかったとか、父親を連れて行って親孝行になったとか、試合以外の話しが聞けてワクワク感をまた味わう事が出来ました。

こういう話しを目の当たりにすると今回の試合は本当に計り知れない力を持っていたんだなと実感します。

以前からの格闘技ファンの方も、最近好きになった方も、初観戦した方も、皆様大変楽しんでいたようです。

印象

そして皆様に感想を聞いていくと、

【武尊選手対天心選手】にはとにかく感動した!泣いた!煽りVTRや入場から興奮した!まさかあのような展開になるとは!など、これまで積み上げた両者の実績、対戦に至るまでの道のり、全てをぶつけ合った日本最高峰の一戦を堪能していたようです。


その他では【海斗選手対野杁選手】の感想が非常に多く聞かれました。

今大会のベストバウト!という声が圧倒的で、もう1ラウンド見たかった!野杁選手が負けてショック!シュートボクシング勢って強いんだ!など削り合いの激闘にふさわしい反響でした。


試合前から他とはちょっと違った期待を寄せられていた【YA-MAN選手対芦澤選手】には、楽しかった!期待通りの内容!と、大会の盛り上がりに大きな貢献をした感想を聞きました。


そして【山下選手対カリミアン選手】では山下選手の諦めない奮闘ぶりと、その魅力を懸命に伝える解説の佐藤嘉洋マネジャーの奮闘ぶりが評判でした。


個人的に大会前に注目していたのはメインとセミ以外だと、第一試合の【鈴木選手対金子選手】と第二試合の【志朗選手対玖村選手】でした。

このふたつの試合は互いの実力が試されるいいカードだと期待しましたし、それがふたつとも大会開始直後に置かれた事で両団体の日本人選手の力関係が見えるのではと楽しみにしていましたが、4選手の魅力が詰まった試合でいきなり会場を熱くしていました。


印象に残ったのは【白鳥選手対ゴンナパー選手】で、東京ドームの花道を歩くゴンナパー選手を見て、きっと日本で試合をし始めた頃には東京ドームの舞台に立つ事なんて考えていなかっただろうなと思ったり、KO勝利で大歓声を浴び喜ぶ姿には心を揺さぶられました。


全体的な感想としては接戦がかなり多く、各興行団体の日本人トップ選手に大きな差は無いと感じました。

これからは海外強豪選手ともどんどん戦う姿を楽しみにしています。

そしていつか海外選手も巻き込んだTHE MATCHの開催に期待しています!


この瞬時に情報が駆け巡る時代に、今回も時空を歪ませるかのように大会終了から数か月が経ってのブログでしたが、今後もこのような大会があれば一年後にブログを書くような事になったり?

すると声が出ないどころかアゴが開かなくなったり?

だから王者の防衛戦のように更新期限を設けなきゃいけなくなったり?

マハムード・サッタリ!?

(あ、つい「ラジバンダリ!」の流れのように言いたくなってしまいました。KO勝利おめでとう!)

でもなんの王者でもないのでやっぱり書ける時に気まぐれに。



興奮して、感動して、気まぐれに、

レッツ、キックフィット!!