こんにちは。
ついにコロナに感染。
どうもエヌオです。
久々の生観戦

4月23日に名古屋国際会議場イベントホールで行われたムエタイスーパーファイトを観戦しました。
う~ん、早くブログを書かなくてはと思い続け早4ヶ月。
ついにコロナに感染してしまったので、おうちでの安静期間を利用してようやく書けました。
怪我の功名ってやつですかね。
2019年12月のK-1名古屋大会以来の久々の格闘技観戦。
過去の格闘技観戦で会場到着が遅れた経験がありますが(上記のK-1名古屋の時も…エヌオブログ「新生K-1初名古屋」参照)今回はかなり早く到着。
というのも今回の会場である名古屋国際会議場にはいくつかの施設があり、当日のセンチュリーホールでは「ヨルシカ」のライブ、他の施設ではTOEICの試験が行われており多くの人が集まっていました。
今回ヨルシカのライブがあるのを把握していたので駐車場がすぐに満車になる可能性を見越して珍しく早く現地へ行ったのです。
なのでかなり早い時間から会場回りをぶらぶらとしていると、ヨルシカのツアートラックを発見!
プロレス会場でも選手の移動用バスを見かけるとなんだかテンションがあがりますが、ライブに参加する訳でもないのにちょっとテンションがあがりました。

そして名古屋国際会議場といえばコレ!

会場前にそびえ立つ巨大な像。
特別に貴重な?バックショットも公開しちゃいます!

そんなこんなでムエタイスーパーファイトの開場時間になり今回一緒に観戦するJKF会員様と合流し会場内へ。
中ではタイマッサージのブースやタイ料理、タイビールのブースがあり賑わっていました。
そして過去の格闘技観戦ではことごとく見逃していたキッズファイトやアマチュア選手の試合をついに見る事が出来ました。
今まで見られなかった分を取り戻すように、次から次へとどんどん出てくるキッズファイター達の試合をたっぷりと堪能しました。
地元ファイターが多く参加するこの大会は多くの選手関係者が観客席に応援に来ていて声援が送られています。
きっと一年間ここを目標に日々練習を重ねていたであろう選手たちの必死な闘いは、子供もアマも関係無く熱い気持ちが溢れていました。

日本人vsタイ人
そして本戦が始まると第1試合と第2試合はタイのプロのキッズファイターが登場。
それぞれ日本の選手と対戦していましたが、タイのキッズ選手はバランス感覚が素晴らしく、常に冷静に戦っていた印象。
日本のキッズ選手もかなり良い闘いをしていたように感じましたが、タイのキッズ選手は相手の攻撃に冷静に対処し、跳び肘、組み膝などで相手を追い込みKOで完勝していました。
その姿にはただただ脱帽、こんな選手が続々と現れるタイの層はやはり凄いんだなと度肝を抜かれました。

第3試合からは大人同士の試合。
試合中にはムエタイ独特の笛、鈴、太鼓の音色が鳴り響きます。
今回はリングサイドで生演奏されていて通常のキックボクシング大会とは違う雰囲気が醸し出されていました。
この大会の試合はムエタイルールという事でタイ人選手はルールに長けており、なかなか日本人選手がタイ人選手相手に判定を優位に進める事が難しいのですが、この第3試合目もまさにそんな感じ。
2R目に日本人選手がローキックでダウンを奪ったのですが、3R、4R、5Rとタイ人選手はひたすら間合いを詰め続け、首相撲で優位に運び逆転勝利を物にしていました。
序盤から足にダメージを負い劣勢に立たされながらもこういう勝ち方があるんだと奥深さを学びました。
しかしながら首相撲に何とか対応し、凌いで凌いでパンチをヒットさせた日本人選手のKO勝ち!という試合もあり、1Rごと互いの選手の力量を比較しながら駆け引きや展開を追っているとアッという間に時間が過ぎ、3分5ラウンドのムエタイルールでのタイ人選手対日本人選手の面白さを充分満喫しました。

そしてメインの試合では本場タイを主戦場にムエタイスタイルで闘い続けていて、ムエタイルールに順応している福田海斗選手が登場しました。
私はこの福田海斗選手の試合が見てみたくてこの大会の観戦を決めたので非常に注目していました。
対戦相手のガイパー・ポーヴィセットジム選手はタイのトップ選手のようで、今回の対戦は本場タイのスタジアムでやってもメインイベントになるようなカードとの事。
ここまでタイ選手が日本人選手を翻弄したり、日本人選手がタイ人選手を豪快KOしたりと様々な試合模様がありましたが、このメインイベントはまた全く違う様相になるのではと期待が高まります。

試合前に笛や太鼓の音の中で踊るワイクーという儀式を両選手が行い、いよいよ試合開始のゴング。
ムエタイでは1ラウンド目はお互い様子を見る事が多いのですが、この試合も同様に両選手とも静かな立ち上がり。
そして2ラウンドになると徐々に強い攻撃を出し合い始めました。
そして福田選手がタイ人相手に首相撲で上回る姿を期待していたのですが、首相撲で福田選手がやや劣勢になるという展開があり、やはりタイ人トップは一筋縄にはいかないというところを見せつけられました。
3ラウンド、4ラウンドは福田選手がヒジ打ちやボディへのパンチで攻撃しますが、前蹴りなどで主導権を握られ首相撲でも倒される場面がありこのまま判定になると厳しいかという状況に。
というのもムエタイでは賭けの対象になっている影響もあるらしいのですが、最終5ラウンドになると判定で優位にたっている選手はあまり攻撃を出さず相手の攻撃を見切り、かわしたりいなしたりして時間を使ういわゆる「流す」という状態になり、劣勢の選手も無理に攻めずそのまま終了を迎える事が多いからです。
しかしここは日本で会場内で賭けも行われていないからか、5ラウンドが始まるとすぐに福田選手は前へ出て顔面へのパンチそしてボディへのパンチラッシュでKOを狙いに行きました。
相手の蹴り足を掴んではボディへパンチ、首相撲にも付き合わずひたすらパンチを繰り出していましたが、攻勢及ばす終了のゴング。
判定3-0でガイパー選手が勝利しました。
福田選手は残念ながら敗れてしまいましたが、メインに相応しい非常に緊張感のある攻防を見せてくれました。

名古屋でもこういったムエタイの試合を見られるのはとても貴重でラッキーです!
そしてK-1やRISEやONE、GLORYなど世界で活躍しているタイ人選手には3分5ラウンド、ヒジ有り、首相撲有り、崩し有りのこのムエタイルールがしっかりと礎にあるんだなと改めて感じさせられました。
またこれから色々なルールの試合を見ていきたいと思います。
以上、遅ればせながらの大会観戦記でした。
コロナにかかって
ここからは冒頭に書いたコロナの話題を。
私は今までと同じく気をつけて過ごしていたのですが、とうとうかかってしまいました。
朝起きると体調が悪く体温を計ると37.9度ほどで咳と痰が少々あり、コロナ禍以前の風邪やインフルエンザよりも喉の痛みが強く、頭痛も強くあり、下痢にもなりました。
翌日には熱が37度程度になり、喉の痛みも頭痛も少し軽くなりましたが、お腹は空いているのに少し食べると気持ち悪くなって食べられないといった事もありました。
その後徐々に回復していきましたが、かなり減っていた咳と痰が多くなったり、かなり下がっていた体温がまた上がったりしてすんなり完調とはならなかったです。
そんなこんなで万全に回復してからジムに復帰しました。
周囲でかかった経験のある方々の症状を聞く限り私はかなり軽い症状だったと思いますが、それでも普通の風邪よりもキツかったのでやはり今後もかかりたくないですね。
皆様も体調が悪い時は免疫力も下がっているでしょうし、万が一ご自身がコロナ陽性の場合も考えしっかり休んで、万全な状態でまたキックボクシングを楽しんでいただけたらと思います。
以上、私のコロナ感染記でした。
あぁ、観戦記はたくさん増やしていきたいですが、感染記はもうたくさん!
感染せずに観戦!
レッツ、キックフィット!!