映画『天気の子』

私もくだらないGIFアニメを作る、いわばアニメーター(誰でもできるくらいの技術)(むむ、こっちではせっかくのアニメが動かないか)。

最初、ヒロインの陽菜を中心に360°旋回するシーンにびっくりした。

アニメでそんなことができるのかと。

まるで実写映画のような手法。

おそらくCGをアニメっぽく作ったのだろう。

実写ではどんどん建物は古くなるし、次々と取り壊されて古い時代のものはなくなっていく。

CGやアニメでなら、どんな風にでも表現できる。

実写よりも製作陣の思い描いた世界を描写しやすいのではないだろうか。

東京は3年間も降り続ける雨に沈んだ。

私が驚いたのは、人間の順応性。

水没した当初は確かに大パニックになっただろう。

しかし、もう起きてしまったことは仕方がない。

その悲劇に絶望し、何もしないままでは生きてゆけない。

せっかくこのような素晴らしい奇跡的な調和の中に生まれ、生かされてきたのだ。

起きた現実を受け入れ、どうやったら生きて行けるかを考えることが大切なのではないか。

アニメ内の人たちは水没した東京の中で順応し、力強く、そしてしなやかに生きていた。

電車の代わりに舟を使うようになっていた。

きっと、イタリアのヴェネチアを超える観光都市として栄える部分は栄えたのではないだろうか。

ストーリーの中で、まだ続編を期待できそうな作りもあった。

空から落ちてきたヘンテコな生き物たちの伏線が回収されていなかったからだ。

あと、『君の名は』に出てきた登場人物もチョイ役で出ていた気がする。

こういう細かい工夫は大好きである。

私もJKF(ジャパンキックボクシングフィットネス)の中で細かい工夫・努力をふんだんにやっているのだけれど、映画や本を観たり読んだりするとどんどん気づきが得られる。

こういうのを遊び心というんでしょう。

堅苦しくない、気楽な感じで、来やすいジムを目指しております。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。

明るく生こまい
佐藤嘉洋