(C)北九州市 時と風の博物館
2008年にハワイに向かう飛行機の中で観て以来かも。
いい映画はやっぱりいつ観てもいいですね!
映画の中でのこの名言
死ぬのは怖くない。
恐いのは、誇りを失ったまま生き続けることだ。
と、はたから見ればピークをとうに過ぎた俳優の残した言葉である。
しかし本人だけは「このまま終わってたまるか! ただじゃ終わらねえぞ!」という闘争心を持って仕事に対峙していた。
素晴らしい言葉である!
私もキックボクサーとして引退する直前まで、まったく同じ気持ちだった。
当時34歳になっても、もう一度、必ず世界一強いキックボクサーになって雄たけびを上げるんだ、という気持ちを持っていた。
しかし最後の試合で、「前の試合よりも弱くなった」という自分がおり、「そんな気持ちでリングに上がるのはプロではない。お客さんに失礼だ」と思い、即座に引退を決めたのである。
ただし、プロとしては引退したが、私は生涯キックボクサーでいようと誓っている。
今は新しい夢、『フィットネスとしてのキックボクシングを広めていくこと』もある。
魔裟斗戦に負けたあとも、ドラゴに負けたあとも、引退したときも、空き巣に遭ったあとも、
このまま終わってたまるか!
ただじゃ終わらねえぞ!
という気持ちを強く持っている。
そういう気持ちを持って生きていれば、どんな仕事も生き生きとしていられるのではないか。
あるいは、生き生きとした仕事に就けるのではないか。
俺の人生もここら辺かなあ、と諦めているから、仕事に身は入らないし、評価もされないのではないか。
どんなに小さな仕事でも、目の前に与えれた仕事に全力を尽くし、どん欲に学ぶ姿勢を見せていれば、たとえ40過ぎまでニートだっとしてもどこかに必ずその努力を見て、評価し、信頼してくれる人がいるはずだ。
人生はどこからでも始められる。
明るく生こまい
佐藤嘉洋