映画『メンインブラック』

ウィル・スミスの大出世作。

あのピカッと光って記憶を無くす装置、昔からめちゃくちゃ欲しい。

これはSFの話になるが、実際にアレが無いなんてことは証明できないんだよね。

私の周りにいる人たち全員がピカッとやられて記憶を失っているかもしれないし、あるいは私だけピカッとやられていて、他の人はみんな私に黙って内緒にしているだけかもしれない。

また、可愛い猫ちゃんが隠し持っていた銀河の宝石を探して求めていたとき、途中でパグに扮した宇宙人がとても良いことを言っていた。

「銀河ってのは何億っていう星の集まりなんだぞ。大きさなんて意味がないってことがわからないのか?すごく小さいものが重要なものだってこともあるんだぜ」

確かに大きさなんて意味がない。

我々人体一つ一つだって宇宙のようにまだまだ謎に包まれている。

科学的・医学的に解明されている部分だけでも本当に奇跡的なものを感じる

多分、本当のことをまだ10%もわかっていないのでは?

しかし裏を返せば、我々一人一人の中に宇宙があるということだ。

それを示唆する描写が、この映画の最後のアニメーションではないだろうか。

以前にも『ラ・ラ・ランドでパラレルワールドの存在について書いたけれど、パラレルワールドの可能性がないとは間違いなく言い切れないのだ

ないと言い切る人は、それは自分の常識がすべてだという傲慢な気持ちを持って生きている。

自分の常識など、宇宙の塵にも満たないちっぽけなものだ。

ひょっとしたら死後の世界はあるかもしれないし、パラレルワールドもあるかもしれない。

「ない」と何かを断定して言い切る人生より、私は一つでも「かもしれない」を多くする人生でありたいと願う。

あなたはどうですか?

明るく生こまい
佐藤嘉洋