人の縁がすべて

皆さん、こんにちは。
今月も佐藤嘉洋の月1コラムのお時間がやってまいりました。

まずは先月の忘年会に続きまして、今月の新年会(新明解国語辞典第7版完全読破記念『#辞書の旅』パーティーと共催)もたくさんの会員さまを含め計102名の方にご参加いただき、まことにありがとうございました。

1つの趣味を共通項にして、こうして人と人が繋がっていく感覚が、私はとても好きです。

先日、人生のある真理の1つとして

「人の縁がすべて」

ということにたどり着きました。

実はこのコラムを書いてる途中で、昔から何かとご縁のある人から久しぶりに連絡をもらいました。

「これからもご縁を大切にね」
「え?何で知ってるの?」
「どういう意味?」
「一昨日人生のある真理にたどり着いてしまったんだわ! 人生とは『人の縁がすべて』だって」
「気づくのおっそいわ!」
「はい、すみません(笑)」

何たる偶然でしょう。いやはや、人生は不思議ですねえ。
人の縁さえ大事にしていれば、人生を豊かに生きていく上で必要なヒト・モノ・カネはすべて揃います。

ちなみに私は、自分の考えを一切人に押しつけないように心がけております。

私はこう考えている。

そう、自分の中で信じているだけです。
まさに自分の中に「超常的な何か(神さま・仏さま・お天道さまなどなど……)」を住まわせている状態。
私はそれを信念と呼んでいます。
信念は人に押しつけるものではありません。
自分の中で「信」じて「念」じておれば、それでよい。

私がこう考えているから、あなたもこう考えなくちゃダメだ!!

となると人に対して迷惑がかかり、ときに争いが起こります。

100人いれば、100通りの考えがある。

これを頭に入れるだけで、怒る数はぐんと減ります。
自分と考えが違うからといって、いちいち嫌いになっていたら、究極的には全員嫌いにならなければなりません。
どれだけ妥協できるか。
自分との違いを認めた上で、それでも友情や愛情が育められるのなら、自分の周りは好きな人で溢れてきます。
そして、嫌いな人よりも好きな人に会う確率が高くなり、人生は豊かになります。

プライベートとビジネスは別物

ただし、会社組織としては別です。
それぞれが勝手な考えでビジネスしていたら、あっという間に潰れてしまうでしょう。
会社組織は友達ごっこ・恋愛ごっこじゃありません。
基本的にはトップの考えを忠実に守るべきです。
私も名古屋Krushの大会実行委員長をやっているときは、K-1プロデューサーの言うことを100%聞き入れます。
ただし、自分の意見は伝えます。

「私はより良くするためにこう思います。しかしプロデューサーがそうお考えなら、もちろん喜んで従います」

こういうスタンスで上司と付き合っています。
また、自分の会社のスタッフに対しては、このようなスタンスで付き合うように心がけています。

基本的にはこの方針に従ってください。
しかし意見があれば、何でも言ってください。

会うは別れの始め

私は新明解国語辞典第7版を完全読破した翌日から、明鏡国語辞典第2版を読み始めております。
今はまだ「あ」行の「あ」ですが、素晴らしい言葉に出会いました。

これまでの会員さまや、いまいる会員さま、これから入会する会員さま、とりあえずキックボクシングを1回だけやってみようと来てくれた体験者さま、JKF(ジャパンキックボクシングフィットネス)に携わるすべての人に対して、会うは別れの始め、という気持ちで接することができれば、別れるときはそりゃ悲しいでしょうけれど、人に対して少しは寛容になれたり、少しはやさしくできたりするんじゃないかなあ、と。

それではまた来月。
1ヶ月後には少しはあたたかくなっているでしょうかねえ。
ちょっと冬の寒さにも飽きて来ちゃいましたねえ。

【PS】
2016年3月9日に選手協会を考案し、第一回の会合を開きました。
2017年3月9日に日本キックボクシング選手協会を設立しました。
2018年3月9日に『一般社団法人 日本キックボクシング選手協会』にするためにクラウドファンディングを2月27日まで行なっています。

まさに人の縁がすべて!!
目標を大幅に超える金額が集まっており、業界だけでなく、クラウドファンディングの関係者も驚いているようです。
ここは私を信じてもらうしかないのですが、集まったお金は公明正大、必ずキックボクシング界のため、現役選手にメリットのある形で還元することを約束します。
引き続きご協力いただけたら幸いです。

明るく生こまい
佐藤嘉洋

 

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