いやあ、大変な世の中になってきてしまいましたね!
自分たちの人生の中で、こんなことが起こるなんて、誰も思わなかったのではないでしょうか。
ここ数年書評と映画評を毎月1つずつアップしているのですが、奇しくもこの映画の感想と似たような展開になってしまい、3月初旬は最悪の状況を考えていると夜も寝られない時期がありました。
自然をナメていた自分に反省
安倍総理からの「スポーツジムでの新型コロナウイルス感染拡大」という発言がありました。
私はそれを受けて、「徹底的な対策をして営業しよう」と覚悟を決め、一晩徹夜してコラムを書きあげました。
このコラムは全国の中小スポーツジムの関係者も多く見てくれたのでしょうか。
いいのか悪いのか、日刊SPA!weeklyランキングで1位を取ることができました。
3月31日現在、世界中が大パニックに陥っている状況。
犠牲者も多く出てしまいました。
我が国の国民的な人気者である志村けんさんまでも……。
うちの会社としては、コロナショックよりも志村ショックの方が大きかったです。
東京や大阪では、いつ緊急事態宣言が出てもおかしくないギリギリのラインです。
それは名古屋も同じでしょう。
まったく予断を許さない状況です。
元々仕事場の掃除はしっかりとやっておりましたが、自身の健康管理についてはかなり杜撰なタイプでした。
「どんなウイルスにかかったって、自分の体力で一つずつ克服していけばいい」
と過信していたのです。
自然をナメておりました。
年に数回風邪をひいてそのウイルスを克服したって、この地球にはおびただしい数のウイルスが存在しているわけです。
毎年毎年、いまだ解明されていない謎のウイルスによって、世の中のおびただしい数の人々が風邪をひいて苦しみます。
運が悪ければ命を落とすことも。
1年に数個のウイルスを克服したところで、焼け石に水だったのでございます!
そんな当たり前のことに気づけなくて、
どうもすみませんでした!
という気持ちです。
やはり、できる限りの自助努力によって、かからないに越したことはないのです。
今回の新型コロナウイルスは、本来ならそこまで極度に恐れるものではありません。
症状だけならペストやスペイン風邪の方がよっぽど怖いです。
適切に対処していれば、それほど恐れることはない。
と、当初は言われていたが、今はそんなことを言える雰囲気では無くなってきていると思う。
しかし私はその中でも、「適切に対処していれば、それほど恐れることはない」という意見を持っている。
— 佐藤嘉洋 (@yoshiHEROsato) March 31, 2020
人類の英知、文明の発展が逆に仇となり、その恐怖を何倍、何十倍、いや、何万倍にもウイルスのように増殖させてしまい、世界中をパニックに陥れ、医療崩壊を起こし、助かるはずの命が多く落とされてしまいました。
自分の思う適切な対処以上に過敏になって気にしすぎてしまう部分もある。
適切な対処から過敏な反応の間が、パニックに陥っている自分の程度である。
— 佐藤嘉洋 (@yoshiHEROsato) March 31, 2020
ちなみに私自身ももちろんパニック状態です。
自分がまともではないのが手に取るようにわかる。
昔はあんなに店の中を消毒しまくらなかった。
手の触れるところすべてをアルコール除菌までしなかった。でも、これは商売にとってプラスのパニック。
間違いなく顧客と社員の安全性は高まるのである!
— 佐藤嘉洋 (@yoshiHEROsato) March 31, 2020
しかしながら、本来は池上彰さんもおっしゃっていた「正しく恐れる」ことが大切だとも感じています。
不安を1ミリでも減らす姿勢
自粛要請のうちは、なんとかして営業を続けたい、経済活動を維持していたい。
だから、どうやったらこの状況下で安全性を極力高めて営業できるかをずっと考えております。
会員さまもスタッフもジム内全員が、100%ではないが100%を目指し、
「誰もかからない。誰にもうつさない」
というモットーで運営したい。
私だけではなく、ジム内全員に心がけていただきたいです。
現状、ジム内全員の不安を1ミリでも減らす努力の形としては、
①不特定多数ではなく「特定少数」の会員さまでの運営
②ウイルスに劇的な殺菌効果のあるジアマックスの稼働
③手の触れるすべての場所をアルコール殺菌消毒
④ジム内すべての人へのマスク着用の義務づけ
⑤対人練習の一時休止
などを取り入れ、安全性を高めています。
また、国家資格である労働衛生コンサルタントの成瀬先生にも相談し、ジム内の環境をどうやったらもっと安全性を高められるかの素晴らしいアドバイスをいくつもいただき、すぐに実行に移しました。
JKF池下に、ウイルス除去に絶大な効果のあるジアマックスを所々に設置しています。
トレーニング前後の手指・顔に。
使用前後の縄跳びの持ち手に。
使用前後のサンドバッグに。営業するなら覚悟決めて、徹底した対策を施して営業しています。
ジム内はかなり高い安全性を確保しております。 pic.twitter.com/KZrxCcsLtW— JKF池下(ジャパンキックボクシングフィットネス) (@jkfikeshita) April 1, 2020
これからもJKFは、会員さまの健康づくりのお役に
立ちたいと考えております。これからは、
自分の身は自分で守る時代
になっていくことでしょう。
私たちは、一人ひとりの会員さまの人生に寄り添いたいという思いで運営しております。
このような状況の中でも、キックフィット体験、・新規入会をご検討いただける方は、こちらをご覧いただくと詳細がわかります。
運動は尊い
トロくさいウイルスのせいで、外に出るのが怖くなってしまった方もいらっしゃるかと思います。
しかしながら、家に閉じこもってじっとしているばかりでは、ストレスもたまって違う病気にかかる可能性も出てきます。
政府からも「運動を控えろ」とは一切言われておりません。
運動は尊いです。
体温も上がって抵抗力もつきます。
私はキックボクシングを通じて、運動の楽しさを伝えることが自分の使命だと考えています。
適度なトレーニング後のスカっとした気分を、運動をしたことのない人に伝えたい。
私には希望しかありません。
できる限り、ギリギリまで、給料・家賃をちゃんと払えるようしっかりガードを固めてがんばります!
絶望の丘に希望の花は咲くよ!
なにとぞ、よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/E8yLSxw7fb
— なにとぞ君 (@nanitozokun) April 1, 2020
世に心身ともに健康な人を増やせば、今回のような騒動には発展しないでしょう。
健康を目指すのに、遅すぎることはありません。
たとえ余命宣告をされていたとしても、遅すぎることはありません。
今、この1秒から、この瞬間から、健康は目指せます。
私は会員さまに、その手助けをさせていただきたいな、と。
各スタッフも、ただ誰もいないジムでボ〜ッとしている訳ではなく、「自分には何ができるか」を各々が考えてくれています。
ワタナベインストラクターは、トレーニング動画をアップしています。私佐藤よりも身体能力は優れています。
下にある最後のブリッジ動画はちょっと衝撃ですよ!
浅野インストラクターは、ミット持ちのテクニックを教えることが得意で、私もよく浅野さんにお任せしています。
正直、適当な佐藤よりも丁寧に教えてくれます。
高橋インストラクターは、前職で培ったノウハウを活かし、ジムの管理システムを大幅にリニューアルしてくれています。
私もPCはいろいろイジっておりますが、完全な我流ですので、仕事でPCを使っていた人には全く敵いません。
現役時代に同じ釜の飯を食った中山さんが、JKFで2年間会員として在籍し、今月から正社員としてメインインストラクターの一人になります。
個性的なメンバーが、不特定多数ではなく、特定少数の会員さまと共に、自分の身は自分で守れるようにサポートいたします。
100%安全と言えないのが心苦しいのですが、100%安全を目指しております。
私には希望しかありません。
前向きな持論しか展開しません。
「2週間してみたけれど、結局何がなんだかよくわからなかった」という3月20日の会見の前日に撮ったモノです。
1ヶ月遅れて4月20日にはこういう風になっていたらいいなあと願っております。
あ、運動の動画も入っているので、ぜひ今からやってみましょう!
明るく生こまい
佐藤嘉洋