JKFの皆さん、こんばんは。マネジャーの佐藤嘉洋です。今月はシャドーボクシングについてお伝えします。
シャドーボクシングをただのウォーミングアップと考えてはいないでしょうか。たしかにシャドーボクシングは、ただやるだけだと効果を感じにくいです。しかし、意識すれば充分に良いトレーニングになります。
シャドーはシャドー、サンドバッグはサンドバッグ、と個々の練習メニューを切り離している方も多いです。しかしプロでも上に行ける選手は、練習と練習をつなげて取り組む人も多いです。
シャドーでも目の前の相手をなるべく想定しましょう。本気のシャドーを3分3Rやれば相当キツいです。
意識を持つことは難しいことではありません。誰でも持てます。キツいときに意識を保てるかどうかです。鏡の前の自分を相手だと想定するだけで大丈夫です。
ワンツーはちゃんと鏡の自分の喉元に当たっていますか? おでこに当たれば拳を痛める可能性が高まります。最初のうちは喉元を狙うのが良い塩梅です。
シャドーで鏡との距離が詰まったとき、くるりと背を向けて戻っていませんか? 鏡の中の自分が相手です。敵に背を向けずに(基本的には)後ろ足から下がりましょう。戦いにおいて、相手に背を向けることは敗北を意味します。
なんでもやり方と考え方次第
私は今でも本気のシャドーを3Rやれば、心拍数は170を超えられます。年齢・体力などにもよりますが、皆さんも120くらいは楽勝で行けます!
できないと思っているのは自分自身です。今は身体の動かし方を知らないだけです。段階を追ってレベルアップしていきましょう!
なんでもやりかたと考え方次第です。どうせやるならシャドーボクシングも集中してやりましょう。
シャドーもサンドバッグもミット打ちも、つなげて考えた方が上達は早いです。物事と物事をつなげるクセをつけておくと、日常生活でもいろいろとつながって便利になる、かもしれません。
JKFは選手を育てていません。世界王者の目線を噛み砕いて説明し、最低限の強さを身につけた一般人を育てています。ぜひ日常生活、ひいては人生に活かしていただけたら幸いです。
JKFマネジャー
佐藤嘉洋