上達の秘訣

JKF新瑞橋のサイトをリニューアルした。少し中身が変わるだけで、見てくれは大して変わらないだろう。そうタカを括っていたら…。

夫婦でミットの持ち合いをすることも

文字が古くなる?

先日、リニューアル後のJKF新瑞橋のサイトを何気なく触っていた。すると、改行が崩れたり大事なリンクも外れたりしていた。そのキッカケは「ホームページに誤字がある」というスタッフの報告から。自分一人だったら気づくのがもっと遅かったかもしれない。

新型コロナの対策などで頻繁にサイト更新はしていたのだけれど、全体のバランスを俯瞰して見ようとはしていなかった。これでは新規見込み客に伝えたいことが伝わらない。集中して直さねば。

本腰を入れてじっくりと見てみたら、細かい部分で気になるところがいくつも出てきた。相応の時間をかけ、全ページを精査し、全ページを作り込んだ。今は「完璧にやり切った」と自己満足している。

だが、しばらく経ってから再度文章を見直してみると、修正点が必ず見つかる。時間と共に文字は古くなっていくからだ。全体のバランスを見ながら、システムだけでなく文章もリニューアルしなければ訴求効果は薄れる。

AIの時代といえども、人の手を加えてやることで魂というものが乗り移る。そういう気持ちで文章を書いている。デザインが変われば文章の見え方も変わる。当然のことながら、改行や句読点の使い方も適宜修正しなければならない。それに、前と同じでは面白くない。芸がない。古いものを活かしながら、今の自分が思うように修正し、付け加え、自分なりに読みやすくわかりやすくガンガン削る。

正直、全部一新した方が遥かに簡単ではある。しかし勿体ないからやらない。写真などの昔の部分も選別して残した。過去の全てを消す必要はない。忘れる必要もない。良いところは残しておけばええじゃないか。

自分がこのジムに興味を持ってサイトを見たとき「楽しそう」と思えるかどうか。それが一番である。細かいところまで作り込んだので、JKF新瑞橋のサイトを覗いていただけたら。ホームページは、自分の想い、コンセプトを24時間365日休みなく発信し続けてくれるコンテンツだ。大切にしよう。

コロナ禍になり、既存会員全員の体力向上に焦点を当ててきたが、対策の仕方も大分わかってきた。また新しい人たちにもキックボクシングの楽しさを伝えていきたい。

今年でジム創業10周年

JKFは、キックボクシングに特化したフィットネスジムとして2011年に新瑞橋で産声を上げた。つまり、今年(2021年)の7月で設立して10周年。創業以来、キックボクシングの面白い部分、楽しい部分を抽出し続け、トライアンドエラーを繰り返し、現在に至る。

2015年に現役を引退してから、ジムに関わる時間も増えた。それに比例してより良い方向に成長している自信もある。楽しければ面白いし、面白ければ楽しい。そこに継続が加わると、遊び心も生まれる。ふざけたり相手をナメたりすることとは違う。上達の秘訣は、気持ちに余裕を持った上で真剣にやるということである。

JKFは、格闘技なのに怪我をにしくいというコンセプトで運営している。つまり、なるべく身体に負担のかからないフォームで教えている。変則的な打ち方は、身体に負担のかかるものも多い。それを基本にしていると、いずれ故障する可能性も高くなる。

JKFのキックボクシングフィットネス(略してキックフィット)は、運動未経験者にも身体を動かす楽しさを知ってもらい、考える力をつけ、健康になり、日常生活を好転させることを目的としている。まさに、キックボクシングで名古屋から日本を元気に! なのである。

西島洋介山と愛媛で対戦

青木真也選手やシバター選手も出場

昨年の愛媛大会が好評だったので、今年も再度呼んでいただいた。

今回はかの有名なボクシング元ヘビー級チャンピオンの西島洋介選手とエキシビジョンマッチを行う。その調整で、会員さんにやや強めのスパーリングを特別にお願いしている。世界のトップと戦いまくってきた私とそれなりにやり合える会員さんも増えてきている。

「人って感動すると自然に拍手が出るものなんですね。熱かったです」と、あるゴールド会員さんとのスパー後に、その場に偶然居合わせた他の会員さんからの有難いお言葉。

JKFはどれだけ体力のない人でも、1年続けたらガラリと変われます。極論を言えば100%強くなれます!

レッツ、キックフィット!(JKF新瑞橋チャレンジブログ内エヌオのNAINAI40日記より)

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