2016年総括と2017年展望をほんの少し

新年あけましておめでとうございます。
いつもはアメブロで年度総括を行なっているのですが、気が向いたので2016年度の総括を名古屋JKフィットネスブログにて綴っていこうと思います。
現会員さまにも、これから会員さまになっていただく方にも、このジムのマネジャーの私が何を考え、どう行動しているのかを知っていただく機会にしようと思いまして(現会員さまには、私の狂った思考に触れていただいていますよね)。
戦友で月一で働いてくれていて、小牧でKOフィットネスというキックジムを主宰している杉浦磨の年度総括が秀逸だったのでパクりました。

1月

昨年の引退後から、数多くの講演をさせていただいております。心がけているのは、単なる自慢話にならないようにしていること。
自分の成功例はもちろん、失敗したことからも目を反らさずに話すように。マイナス面も先に話しておくと、気分が楽になるんですよ。
これは人付き合いにおいても実践しています。ボロは先に見せておけ、というのが私の人生の鉄則です。
上場企業や奉仕団体、税理士会、労働組合、青年会議所、サマースクール、地元に根付いた建築会社など、どこでも話にいって口コミで依頼が広まっています。それだけ楽しんでいただけている、ということでしょう。
また、吉田ジョージさんや熊切あさ美さんとのトークバトルなどにも呼んでいただき嬉しい限り。
2017年1月11日には、中日文化センターで武田邦彦先生と2人で講演します。

2月

とりあえず頼まれたら、まずはやってみよう、というスタイルで生きておりますので、初めて舞台にも出演しました。とはいいつつ、今回の役は「佐藤嘉洋」のままでよかったので、セリフを覚えればいいだけ、あとは素のままでOKでした。
私は2013年から新明解国語辞典第七版を読んでいるのですが、この舞台で『恋』の解釈を暗記して披露したことは、自分にとって大きなキッカケとなって何個も覚え始めております。この後に催された講演では、私の暗唱が大変評判になっております。
それから激アツの解釈をいくつも覚えました(目標は長文の解釈を100個暗記)。ジムにていつでも披露(自分が言いたいだけ)しますので、お気軽にお申し付けください。

3月

キックボクシングの大会で、ゲスト解説も頻繁に行なっています。わざわざ名古屋から高い交通費を支払って呼んでもらっているので、どうやったら視聴者がより面白く試合を観ることができるか。どうやったら素人の方にも、玄人好みの選手の魅力を伝えられるか、というのを心がけております。
元プロのキックボクサーが解説をするのだから、より高度な解説が求められて当然です。
一見すると「つまらない」と感じる試合も、実は選手はとても高度な駆け引きをしているかもしれない。そのような影に隠れがちな名勝負をいかに表に引き出すかが、解説者の腕の見せ所です。

4月

2008年、共に激闘を繰り広げられた魔裟斗さんのトークショーを聴きに名古屋市公会堂に伺いました。突然の訪問にもかかわらず、控え室に通してくださった魔裟斗さんに感謝します。
ここで感じたことは、リンクを貼っておきますね。

魔裟斗vs佐藤嘉洋〜魔裟斗&佐藤嘉洋〜

心がとても楽になった日でした。
あなたもキックボクシングを通じて、自分の心を楽にしませんか?会員さまの心を楽しく、楽にできるよう心がけております。

5月

2012年から続いている名古屋Krushの大会実行委員長に選任されました。まさかプロ選手として引退して、わずか一年で大会を運営する側に回ることになろうとは……妄想癖のある私も、正直これは想像していなかったです。
しかしながら、このような大役を任されたからには、必ず大会を成功させなければ、と心に誓いました。
与えられた仕事には全力を尽くす、というのが私のモットーです。

6月

観戦しに行った2月の大会で、元ライバルの現役選手、城戸康裕選手からリング上で呼びかけられ、実現してしまったエキシビションマッチです。
「もう世界一は目指せない」と夢を諦めたから引退しただけで、身体はまだまだ動きます。調整のために久しぶりにミット練習もしました。
今度このような機会があったら、当ジムのゴールド会員兼インストラクターの平田さんに仕上げてもらおうかな。
ミット持ちにも技術が必要です。私自身もインストラクターも互いにどんどんレベルを高くするために、色々勉強したり試したりしています。
当ジムは試行錯誤しながら、常に進化しているつもりで運営しております。
つもりって大事ですよね。

7月

キックボクシングの先生の先生になりました。
「名選手、名監督にならず」という言葉の通りにならないように、まったくの運動未経験者、運動音痴の方にもわかりやすく説明するように心がけております。
難しい言葉で説明しているうちは、まだまだこちらが未熟な証拠。小学生でも簡単にわかるくらいの言葉で説明できるようになることが、真に理解していることになります。
しかしながら、私もまだまだ会員さまに「難しいなあ」と言われてしまうことがあるので、これからも教え方に精進します。

8月

初のプロデューサー業は、大会史上最速でチケットがソールドアウトし、選手たちも全力を尽くしに尽くし、大盛り上がりでした。多くの協賛会社にも助けられました。
今年の8月20日にもすでに名古屋Krushの開催が決まっております。
2年目のジンクスはつきもので、お客さまの求めるハードルはどんどん高くなっていることでしょう。
想像を超えるようなカードを用意するためにも、すでに名古屋中で営業をかけております。
今年もぜひご期待ください!!

9月

中国の格闘技オーディション番組にTV出演しました。世界のレジェンドファイターが中国選手を育てる、という企画です。
私は2014年から中国と縁深くなっており、試合は1回しか行なっていないのにも関わらず、日本代表キャプテンとして帯同したり、記者会見に呼んでもらったり、引退式を開いてもらったりと手厚い待遇を受けております。
日本と中国にはいろいろと問題があるかもしれませんが、人と人は心と心で通じ合えると信じております。
こういった仕事に繋がったのも、マイクを渡されるたびに中国語でスピーチをしたり、選手時代の行動を間近で見て評価してくれた日本と中国の架け橋をしているCFPのおかげです。ということで、今月も12日から中国に飛びます。

10月

名古屋市の中村保育園で、月に1回、キックボクシング教室を開くことになりました。
「強い子はやさしい」ということを口酸っぱく伝えております。
格闘技というと野蛮なイメージがついて回るかもしれません。しかし内実は、トップクラスの精神は穏やかな選手が多いです。
今はなんでもかんでも抑制されて、精神衛生上圧迫されている世の中です。
たまにはこうして、叩く蹴るといった人間本来の本能を出すことで、子供たちの心に良い影響を与えることができているると確信しております。
当ジムはサラリーマンや主婦、OL、小学生、経営者などなど、本当にさまざまな方々が一同に会しています。

「強いということは、やさしいということ」

生涯をかけて皆さんに伝えていきたいです。

11月

今年で満10歳になる、私が経営する名古屋市西区の『ぶる〜と整骨院』のポスティングを、いろいろと思うところあって3月から再開しております。
実は現役時代の2007年〜2009年も配っていた時期があるのですが、正直配っている数は今とは比になりません。
毎月2000部を近隣の住宅に回り、頭を下げて配り続けております。
正直キツいと感じるときもあります。
しかし、何事も前向きに考えております。上のカマキリの写真は、2016年の一枚にしたいくらい(チラシ片手に地面に寝そべって撮っていた私は、相当な不審者だったことでしょう)。

「今年の年賀状は、この写真にしよう!!」

と妻に提案したものの、ものの1秒で却下されました。

12月

楽しかったジムの忘年会にて

これまでチーフインストラクターとして切り盛りしてくれていた竹村さんが昨年8月いっぱいで退職し、9月からマネジャーの佐藤嘉洋がレギュラー出勤しております。
他の仕事もかなり多くなってきてる中、加賀由美子、早坂太郎、杉浦磨、田口真也、加賀隆史、蔵人の戦友たちに大変助けられました。

適当に集まったクリスマス会にて

魔裟斗戦で負けるまで、私に日本人として最後に土をつけた先輩の高橋誠さんも、私からのしつこいお誘いに快く応じてくれて、週に何回か手伝いに来てくれています。
また、会員さまでありながら、インストラクターとしても活躍してくれている平田真吾さん、受付で店番してくれる水野博文さんにも深い深い感謝の気持ちを表しながら、

枯れ果てたポトスの子供たち

ジムの枯れ果てたポトスの大復活を試みつつ、

現在ジムの会員さま最高在籍数更新中

今年も会員さまにキックボクシングをフィットネスとして楽しんでいただき、心地よい汗をかいて、まずは健康に、そして無理のないダイエットをしていただき、好きなものを適度に食べて適度に脂肪も摂取して、なんとなくキレイに、なんとなくカッコよくなっていきましょう!!

正月休み中に「おれもやるから、みんなも腹筋やっておけよ」と会員専用メールを送っておきながら、いまだたった3分のトレーニングもできておりません。
明日やろうは馬鹿野郎ともいいますが、今の私は明日やろう、明日でいいか、いや明後日からジムでやろう。そして晴れでも雨でも曇りでも、明日天気になあれ、という気持ちでありんす。
運動する場所というのは、やはり大事ですね。

家でやれる人、まじリスペクト。
みんな、やっぱりジムで運動しよまい。

それでは今年もよろしくお願いいたします。
今年中には新規の入会制限もそろそろ見えてきました。
入会・体験をお考えの方は、お早めにご連絡くださいませ。

明るく生こまい
佐藤嘉洋

この記事を書いた人